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ガールズオーディションは約2ヶ月という短期間の間に超ハイスピードで行われる。
順調に一次、二次と合格した。
三次審査が始まる前には新しいグループのパフォーマーの候補生が決まっていた。
その中にはいっちゃんや翔平たちもいた。
それがってわけじゃないけど、ボーカルとパフォーマーの候補生16人を見た瞬間、“絶対このグループがいい”と思った。
三次からは今までよりも熱い気持ちで受けて、最終審査まで勝ち上がった。
そして最終候補生に選ばれた。
HIRO「ガールズオーディションの合格者は、リナ、カレン、ナナの3人だ。」
候補生に選ばれたのは嬉しい。
でも紅一点は一人。
武者修行が終わった時には絶対二人は落ちる。
選ばれるのは一人だけ。
リサ「カレン、最終審査合格おめでとう!あとは武者修行頑張らなきゃね!」
「私絶対負けない」
リサ「うん、その気持ちがあれば大丈夫だよ!しっかし、めっちゃ人数多いよね。ボーカルも3人だし。何人残るのかなー。」
「全員」
リサ「えっ?」
「全員受かるよ、きっと」
リサ「いやいや、さすがにそれはないでしょ。今までだって、」
「今まででしょ?これからは違うよ。何が起きるのか分からないのが未来だもん。」
リサ「なんかさ、カレンってたまに不思議なこと言うよね。でもカレンのその直感って当たるよね。」
「VBAで3人並んだ時に踊りたいって思ったからボーカルはあの3人。パフォーマーもあの13人と私。リサちゃん、待っててね。」
リサ「ふっ、そんな自信満々なんだから落ちたら許さないからね?笑」
武者修行中も私の気持ちは一切変わらなかった。
ブレることのなかった私の気持ちは力になり、候補生から正式メンバーになってTHE RAMPAGEの紅一点になった。
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苦手なジャンル→←Girls Audition〜THE RAMPAGE〜
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作者名:LALA | 作成日時:2022年9月19日 11時