Girls Audition〜THE RAMPAGE〜 ページ25
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GENEのオーディションから3年後……
「ガールズオーディションか…」
VBAが始まると新しいグループができる。
パフォーマーオーディションは開催されないから、先にボーカルを決めるのかな。
そんなことを呑気に考えていた。
このガールズオーディションはチャンス。
でも私は受けるか迷っていた。
あの日から“私の色”をずっと探してる。
リサ「あっ、カレン！」
「リサちゃん」
いつかの良きライバル。
そして今では良きお姉ちゃんのGENERATIONSのリサちゃん。
デビューしたリサちゃんとEXPGで会うなんてレアだ。
リサ「そんなポスターガン見するなら受けたら？」
「あー、うん、でも…」
リサ「もっとさ、肩の力抜いたら？」
「えっ？」
リサ「GENEのオーディションの後からなんかカレン変わっちゃったよ？いつもどっか気張ってるし、深く考えすぎなんじゃない？何色でもなれちゃうのがカレンだと思うな、私は。」
「リサちゃん…」
リサ「パフォーマーはまだ分かんないけど、ボーカルなら見てみたら？最終審査見に行けるみたいだし。」
それから数日後。
私はリサちゃんと一緒に最終審査の会場に来た。
陸さんが出てるのは知ってるけど他はさっぱりちんぷんかんぷん。
最終審査が始まった。
初めて聞くみんなの歌声。
そして選ばれた3人が並んだ。
その景色を見た瞬間“コレだ”って思った。
「リサちゃん、」
リサ「ん？どうした？」
「私、オーディション受ける」
リサ「えっ？突然だね。」
「あの3人の歌で踊りたい」
リサ「そっか。じゃあ、自信持って最後まで頑張りな！」
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年9月19日 11時
