Only One Girl (ページ15)

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ストーカーページ15

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『ファンです！』

「あ、ありがとうございます」

今日は一人で雑誌の撮影だった。

夜はみんなで力矢さん特製のカレーパーティー。

マネージャーはまだ仕事があったし、撮影現場から家まで近かったから一人で帰った。

家までもうすぐという所で一人の男の人に声をかけられた。

お礼だけ言ってその場をあとにした。

チラッと後ろを向くと笑顔で手を振ってた。

なんかそれが凄く怖くて急いで走って家に帰った。

「ただいまっ」

山彰「……顔色悪っ」

陣「どうした！？熱か！？大丈夫かっ！？」

「えっ、あ、大丈夫です！」

よっぽど顔色が悪かったのかリビングに入った瞬間、一番近くにいた山彰さんにツッこまれた。

「ごちそうさまでしたっ！」

力矢「海鮮カレーは作り甲斐あるね～」

「また他のカレーも楽しみにしてます！」

ご飯を食べて私は自分の部屋に戻った。

「さすがにもういないよね…」

チラッとカーテンを開けて外を見る。

「っ……」

家に帰ってもう2時間以上経ってるのにさっきの人はまだいた。

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「…何してんの？」

翔平「べ、別にお菓子食べたくてコンビニなんか行ってねぇからな！！！」

お風呂に入ろうと階段を降りると玄関でコソコソとしてる翔平。

まぁ、翔平がコソコソとコンビニに行くのはよくあることだけど。

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