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楽屋に戻った瞬間、壱馬さんがリーダー二人に報告。
自動的に他のメンバーの耳にも入る。
陣「壱馬も北ちゃんもありがとな」
力矢「しかし手を出すとは許せんな」
「で、でも!触られたのは今日がはじめ、あっ……」
壱馬「おい、今なんて言った?」
「あっ、えっと…」
壱馬「正直に言え」
リーダーよりも怖いのは壱馬さんなんじゃないか。
黙ってることが出来ず私は話した。
「えっと…ハイローのライブ初日から声をかけられてました。断ったけど全然話を聞いてくれなくて…」
壱馬「なんですぐに言わんかったん?」
「すぐ諦めるかなーと思ってて」
壱馬「はぁ……」
陣「今まではどうやって断ってたん?」
「誰かに呼ばれてるって言って帰って来てました」
陣「今日もそう言ったんやろ?」
「言ったんですけど、最終日だからかしつこくて…」
力矢「今回はたまたま壱馬と北人が助けてくれたから良かったけど、次からはその都度すぐ言うこと。分かった?」
「はい、分かりました。」
北人(“たまたま”だって)
壱馬(何が言いたいん?)
北人(さぁーねー♪)
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作者名:LALA | 作成日時:2022年9月19日 11時