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kazuma.
陸さんが廊下にでて他のメンバーに聞こえるように大声で叫んだ。
陣「はっ！？カレンがおらんやと！？」
瑠唯「それよりパスワード！！！」
翔平「俺は知らんぞ！」
樹「012517！」
なんで樹が知ってるかはおいといて、言われたパスワードを入力するとロックが解除された。
海青がLINEを確認すると大声をだした。
海青「あかん！はよ駐車場行かな！！！」
壱馬「はっ？なんで！？」
海青「ユナさんから“荷物いっぱいだから運ぶの手伝って！”ってLINEきてる！」
陸「いや！待って！ユナちゃんまだ事務所！！！」
海青「だからこのLINEのユナちゃんは偽物っす！」
慎「とりあえず駐車場行きましょう！！！」
何人かを家に残して俺たちは急いで近くの駐車場に向かった。
翔吾「どこにもおらんやんっ！」
健太「ヤバくない？警察に連絡した方がよくない？」
海青「確かに…誘拐されてる可能性も…」
他に探してない所、人目につかない所は…
壱馬「あっ！あそこや！」
翔平「ちょ！壱馬さんっ！？」
走って向かった先は駐車場の一番奥。
一番奥には大型トラックが止まってて、このトラックは日中はおらんけど夜は絶対に停まってる。
そして一番奥ということもあって死角になってる。
見えた少し大きめの背中と近くに転がってるJSBのサンダル。
俺はすぐに男をどかした。
壱馬「てめぇ、ふざけんなよ」
俺はすぐに座り込んでるカレンに駆け寄った。
涙を流して体が震えていた。
パッと見、服は乱れてない。
慎「壱馬さん！」
陸「こら動くな」
後ろを見れば男を押さえつけてる陸さんと健太さんと海青。
翔吾は他のメンバーに連絡してるようだ。
慎「カレンさん、」
壱馬「慎、そのシャツ貸して」
慎「あ、はい」
慎にシャツを借りてカレンの肩にかけた。
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年9月19日 11時
