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今日は懇親会という名のパーティーの日。
仕事も午前中だけだから、午後からは美容院に行って髪を綺麗にしてもらった。
時間になりリサちゃんたちと待ち合わせしてホテルに向かう。
涼太「カレン可愛いね」
「ありがとう!」
亜嵐「本当二人の着るタイプ真逆だよね!」
リサ「私にふんわりスカートは無理です!」
私はスカイブルーの可愛らしいAラインのドレスワンピ。
リサちゃんはパープルのタイトな膝丈のドレスワンピ。
リサちゃんのふんわりスタイルも見たかったなー。
剛典「あっ!二人とも可愛いじゃん!」
広臣「昼ぶりー」
亜嵐「あれ、隆二さんは?」
広臣「もうすぐ来る…あ、来た来た」
登坂さんが指差す方を見るとこっちに向かって歩いてくる隆二くん。
仕事のスーツとは違ってドレスコード用のスーツでなんかいつも以上にカッコイイ。
髪型もちょっと変わっててカッコイイ。
隆二「可愛い。露出も問題なし!」
「あ、ありがとう…」
少し話をして私たちはパーティー会場に入った。
最初はそれぞれ取引先の人やお世話になってる人への挨拶周り。
そのあとは自由で、隆二くんは常に私の横にいた。
「ねぇ、そんなにくっついてたら動きづらいよ?」
隆二「これで変な男が寄ってこないでしょ?」
「寄ってきても隆二くん以外興味ないから大丈夫だよ?」
隆二「もう、そんなことサラッと言わないの」
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「ふぅ…飲みすぎたかな…」
ちょっと顔も体も熱い。
トイレに行って鏡で自分の顔を見る。
『あなた隆二の彼女?』
突然誰かに言われた。
振り返ると黒のタイトなドレスが凄く似合ってるスラッとした長身のショートヘアーの人が私を見てた。
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作者名:LALA | 作成日時:2021年11月2日 0時