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リサ「あれ、珍しい、パンツスタイルじゃん」
「あっ、リサちゃん、おはようー」
会社の前でリサちゃんに会った。
うちの会社は制服がないから服装は私服でオフィスカジュアル。
リサちゃんは基本動きやすさ重視でパンツスタイル。
私はパンツが苦手だからスカートが多い。
リサ「最後にパンツスタイル見たのいつだろう、全然覚えてない…」
「私も覚えてないなー」
だって、スカートだとまた触られたとき怖いもん。
年に数回見るか見ないかのパンツスタイルだったから、その日は亜嵐と涼太にも驚かれた。
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[14時ですね、かしこまりました]
電話を終えた私は登坂さんに話しかけた。
「登坂さん、ORIONの社長から電話で、14時に資料取りに来て欲しいって言われたので私行ってきますね。」
広臣「最近俺じゃなくてカレンちゃんの方に電話かかってくるねー」
「登坂さん忙しいし私がまだ新人のペーペーだからじゃないですか？」
広臣「大丈夫？」
「はい！お昼食べて少し資料まとめてから行ってきます！」
社長と出会って1ヶ月。
社長からの電話はほぼ毎日。
何かと理由をつけて会社に行くのは週に2回。
食事に誘われて仕事終わりに会ったのは3回。
会う度に言われる言葉がある。
“僕の女になってよ”
と……
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作者名：LALA
| 作成日時：2021年10月30日 19時
