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リサ「キャー!いいね!いいね!で、次はいつ出掛けるの!?」
「もう出掛けないかな…」
リサ「なんで?」
私は、あのハゲ親父←にキスをされたあとに、たまたま今市さんと会ってエレベーターの中で自分からキスをしたことを話した。
リサ「えっ!?あのカレンが自分からキスっ!?」
「いや、あれはあのハゲ親父の感触が残ってて気持ち悪かったのと、酔ってたからで…」
リサ「でもそれと出掛けないのは関係なくない?」
「今市さんに冷たいこと言われちゃったから…」
その日、今市さんに言われたこと。
でも月曜日にはいつも通り普通に接してくて何も聞いてこなかったことも話した。
リサ「んー、私はあんまり今市さんと話さないから分かんないけど、でも、話を聞く限り今市さん別にカレンのこと嫌いじゃないと思うよ?」
「そうかな?」
リサ「だって嫌いだったら話さないと思うし。この間のことは忘れて自分からアタックしてみたら?」
「無理だよ!」
リサ「休日まで会ってるんだから大丈夫だって!」
そこからはリサちゃんの恋愛講座が永遠と続いたのである。
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作者名:LALA | 作成日時:2021年10月30日 19時