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「おはようございます」
広臣「あっ、おはよう。金曜日大丈夫だった?」
「はい!本当にすいませんでした。」
広臣「全然大丈夫。接待の時とかは俺が飲むしカレンちゃんは飲まなくても大丈夫だからね。」
「でも…」
広臣「まぁ、飲むっていうなら止めないけどちゃんと自分でセーブできるなら飲むの許してあげる。」
「はい!」
メールチェックや電話対応をして10時過ぎに登坂さんと一緒に会社を出た。
「えっと、最初はORIONでしたよね?」
広臣「うん。先週向こうの社長が出張だったから今日は挨拶と進捗確認かな。」
「ORIONって担当してる中でもかなり大事なお客様ですよね?」
広臣「そうそう。だから失礼のないようにね。」
「はい!」
広臣「と言いたいところだけどある程度無愛想でも大丈夫だよ。」
「えっ、なんでですか?」
広臣「あの社長、仕事はできるんだけどプライベートはかなりだらしなくて。いわゆる女好き。本当は会わせたくないんだけどね。」
「私なら大丈夫なんで気にしないでください!」
そんな話をしているうちにORIONに着いた。
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作者名:LALA | 作成日時:2021年10月30日 19時