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登坂さんと一緒に席に戻って新しく契約が取れたSCARLETの話を聞いていると、
直人「カレンちゃーん、一緒に社長室来てくれるー?」
「社長室ですか?」
直人「うん!なんとなく俺から話したけど社長が本人の口から聞きたいって。話せる?」
「大丈夫です、話します!」
席を立つと、心配なのか登坂さんが声をかけてくれた。
広臣「俺も行こうか?」
「大丈夫です!部長と行ってきます!」
広臣「分かった」
「あの、もしみんなに何か聞かれたら話してくれても大丈夫ですから」
広臣「嫌じゃない?」
「嫌なこともあるんでザックリでお願いします」
広臣「了解」
私は部長と一緒に社長室に向かった。
そして、社長に全てを話した。
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その頃、営業部では……
剛典「臣さん、カレンちゃん何があったんすか?」
広臣「あの社長にセクハラされてたんだよ」
健二郎「ほんまか!?」
広臣「あぁ、俺の口から言えるのはここまで。まぁ、どうせ契約切るの分かってたのに会わせちゃった俺の責任でもあるけどな。」
隆二「臣のせいじゃないよ」
岩田「あのハゲ親父!みんなの前でヅラ取ってやる!」
亜嵐「あっ、やっぱみんなヅラって気付いてたんですね(笑)」
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作者名:LALA | 作成日時:2021年10月30日 19時