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一緒に家に入り、涼太は私が落ち着くようにホットレモンティーを作ってくれた。
飲んで少し落ち着いてから、私は今まで社長にされてきたことを話した。
涼太「はっ、なんやねん、それ。ていうか、なんでもっと早く言わなかったん？」
「だってっ…」
涼太「だってちゃう。その社長がやってることはセクハラやで？」
「だって断ったら、」
涼太「カレンの気持ちも分かるで？でもきっと登坂さんは会社の利益や自分のプライドよりもきっとカレンのことを心配するで？」
「でも…」
涼太「月曜日、登坂さんと直人部長に話そう」
「話せる自信ないよ…」
涼太「俺も一緒におるから」
「分かった…」
しばらくして涼太は帰った。
次の日は、また夜からSEVENに行ってマスターに話を聞いてもらった。
少しだけ気持ちが楽になった。
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次の日、会社に着いた時から感じる違和感。
それはみんなが私を見て何か喋っている。
すっごく居心地が悪い。
「おはようございます」
広臣「おはよう」
直人「あっ、来た！来た！」
営業部だけは違った。
ここだけはいつも通りだった。
直人「話あるんだけど今いい？」
「はい、大丈夫ですけど」
直人「臣もね」
広臣「分かりました」
私は登坂さんと一緒に会議室に入った。
直人さんがブラインドを降ろして外からは見られないようにした。
「話ってなんですか？」
直人「朝来たらある噂が回っててね」
「なんの噂ですか？」
直人「カレンちゃんがORIONの社長と付き合っているって」
「なんですかそれ…」
そんな嘘、一体誰が…
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作者名：LALA
| 作成日時：2021年10月30日 19時
