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直人「かんぱーい!」
「「かんぱーい!」」
歓迎会が始まって分かったこと。
話は聞いてたけど営業部の人たちって本当にお酒が好きで飲むペース早い。
亜嵐と涼太くんは結構飲めるから先輩のペースに合わせてめっちゃ飲んでる。
リサ「おかわり!」
ELLY「おぉ!リサちゃんいいね!」
リサ「はい!お酒好きなんで!」
直人「どんどん飲んでね!」
同じくお酒が好きなリサちゃんもどんどんお酒が進んでいって気付けば2杯目。
それに引き替え私はまだ1杯目の半分以上が残ってる。
隆二「お酒苦手?」
「えっ?」
突然隣に座っていた今市さんに話しかけられた。
「あっ、飲むの遅いですよね」
隆二「あっ、ちょっ!」
私は半分以上残っていたお酒を一気に流し込んだ。
そして次のお酒を注文した。
隆二「お酒苦手だったら無理に飲まなくてもいいからね?」
「苦手じゃないです、飲むのが遅いだけで…」
隆二「営業って接待とか付き合いで飲むことも多いけど苦手だったら本当に無理に合わせなくてもいいからね。ほら、健ちゃんなんてお酒弱いくせにあんな風にすぐベロベロなるから。」
「本当だ…」
今市さんの指差す先にはすでに酔っぱらって直人部長に絡んでる健二郎さんがいた。
「でも、今日は歓迎会だし、私も飲みたいんで飲みます!」
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作者名:LALA | 作成日時:2021年10月30日 19時