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次の日。
ピーンポーン…
隆二「おはよう!」
「おはようございます!」
10時半に私の家に迎えに来てくれた今市さん。
靴を履いて鍵を閉めて私と今市さんは近くのハンバーガー屋さんに向かった。
「わ〜、オープン前なのに結構並んでますね!」
隆二「オープン前に来たらそこまで並ばないと思ったんだけどなー」
「とりあえず並びましょう!」
これだと30分ぐらいは並ぶ感じかなー。
私たちは入口に置いてあったチラシを持ってきてどのハンバーガーにするか選んでいた。
チラシを見てるはずなのに隣から感じる視線。
「何かついてますか?」
隆二「いや、カレンちゃんのスカート久しぶりに見たなーと思ってさ。」
「私スカート派なんで!」
隆二「でも仕事ではパンツスタイルだよね?」
「たまに走る時があって変えました!」
隆二「確かにカレンちゃんてすぐコケそう」
「そんなにどんくさくないですよ!」
隆二「ごめんごめん(笑)仕事の時もお洒落だなーって思ったけどプライベートでもお洒落だし可愛いね。」
「あ、ありがとうございます…」
そんなハッキリ言われると照れるんですけど。
今市さんの私服は初めて見たけど予想通りやっぱりお洒落。
それにカッコイイ。
さっきから女の子がチラチラ見てるの気付いてるのかな。
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作者名:LALA | 作成日時:2021年10月30日 19時