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隆二「家どの辺？送ってくよ。」
「大丈夫ですよ、まだ電車ありますし！」
隆二「どのホーム？」
「えっと、3番ですけど、」
隆二「ほら行くよ」
そう言って今市さんは私の手を掴んで歩いて行った。
階段を上がるとちょうど電車が来たから電車に乗った。
隆二「降りる駅どこ？」
「△△です」
隆二「マジで？俺も△△だよー」
「そうなんですか？」
電車に乗るのは10分ぐらい。
いつもは一人だけど今日は今市さんがいるからあっという間に着く。
隆二「いつもこの時間人少ないけど今日は金曜日だから多かったねー」
「みんな金曜日は飲みますからね(笑)」
改札を出て駅の出口まで歩く。
隆二「歩き？自転車？車？」
「歩いて15分です。」
隆二「じゃあ、案内お願いしまーす！」
家に着くまでの間は、仕事の話はしなくてプライベートの話をした。
休みの日は何をしてるとか、あれにハマってるとか、あそこのあれが美味しいとか。
どうやら今市さんは食べることと大好きらしい。
「そのハンバーガーのお店って少し前にオープンしたばっかですよね？」
隆二「そうそう！休みの日に行こうと思ってなかなかなか行けてないんだよねー」
「私も行ってみたいなー」
隆二「明日か明後日空いてたら一緒に行かない？確か今オープン記念でペア割りあるらしいし！」
「行きたいです！ちなみにどっちも空いてます！」
隆二「じゃあ、明日行こっか！」
「はい！」
明日の約束をしたタイミングで家に着いた。
「あっ、ココです！」
隆二「えっ、マジ？何階？」
「3階ですけど…」
隆二「俺、5階に住んでるんだけど！」
なんと今市さんの家は私と同じマンション。
偶然だけど凄すぎる…
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作者名：LALA
| 作成日時：2021年10月30日 19時
