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hiroomi.
「意外と冷たくない、」
広臣「ずっと入ってると冷たくなるけどな」
最後はプールの中でイチャつくシーン←
カレンの手を引いてプールの真ん中へ行く。
監督「好きにやって！」
広臣「はーい」
「はい？」
監督のムチャブリに困惑中のカレン。
すぐさまカレンの後ろに回りお腹に手を回してバックハグする。
広臣「そのドレス似合ってる」
「ありがとう」
広臣「ねぇ、勝負しようよ」
「勝負？」
広臣「どっちが相手を喜ばせられるか」
「どんな風に？」
広臣「俺が喜びそうなことカレンなら分かるでしょ？」
少し考えたのあと、カレンは下から俺を上目使いで見上げた。
「好き」
カレンの場合、上目使いは自然とやるし本人も分かってないからたちが悪い。
今だってきっと俺の目を見て“好き”と言えば喜ぶからやってるだけ。
そんなことを考えているとそっと俺の頬に手を添えた。
「広臣…」
広臣「っ、」
普段俺の名前を呼び捨てなんてしないくせに。
行為の最中にたまに言うか俺が呼んでと言ったときしか言わないくせに。
マジで天然小悪魔だな。
まぁ、俺も負けないけど。
俺の頬にある手を掴みその手にそっとキスをした。
もちろんカレンの目を見ながら。
「っ…」
広臣「次はどこにキスしてほしい？」
カレンの頭、耳、頬、首にかけてゆっくり手を滑らせた。
その手はまたゆっくりと上がり唇をなぞる。
やっぱり俺の勝ちだな。
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年5月21日 21時
