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GM「おい、大丈夫か！？」
「ちょっと切れちゃった」
GM「ちょっとじゃないだろ！」
私は膝上から膝下にかけてケガをした。
怪我した原因はまこっちゃんのベルト。
ベルトの金具が出てたのかおもいっきり引っかいた。
どうやら結構深く切れてたらしい。
どうりで激痛が走ったわけだ。
GM「とりあえずすぐ手当て！俺はランペのスタイリストに文句言ってくる！」
サクラ「そんな文句って、」
マイ「あーあ、行っちゃった」
私たちの声はブチギレしてるGMには届かない。
すぐに手当てしてもらって楽屋に戻る途中、
広臣「カレン！！！」
「あっ、臣くん」
広臣「大丈夫か？頭打ってない？」
「うん、大丈夫だよ」
臣くんは私の頬に手を添えて頭と顔を確認する。
「ちょっと足は怪我しちゃったけど、踊れるから大丈夫だよ」
広臣「楽屋でモニター見ててマジで焦った」
「私もビックリしたけどまこっちゃんが支えてくれたから」
広臣「それよりお前んとこのマネージャーがランペのスタイリストにマジギレしてたぞ」
「あ、うん、私たちの声も聞かずに言っちゃったもん(笑)」
広臣「あんなキレてんの初めて見たから周りのスタッフも俺らもビックリしたわ」
楽屋で休んでるとまこっちゃんが走ってやって来た。
慎「カレンさん！すいませんっ、俺のせいで！」
「まこっちゃんは悪くないよ？」
慎「でもっ、」
広臣「カレン助けてくれてありがとう、まこっちゃんのおかげだよ」
慎「臣さん…」
次の日からまこっちゃんの衣装のベルトはなくなりましたとさ。
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年5月21日 21時
