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hiroomi.
広臣「俺だって忘れることあるからさ、だから、もし俺が忘れてたらちゃんと言って?」
「ゲーム終わってからって言わない?」
広臣「言わない。カレンを優先する。」
「臣くん、好き…」
広臣「俺も好き」
「…今日、まだゲームする?」
広臣「しないよ」
「本当?」
広臣「本当」
そう言った時のカレンは嬉しそうだった。
でもこの子、さっき俺が言ったこと完全に忘れてるよね?
俺はまだ少し濡れてるカレンの髪にそっと触れたあとゆっくりベッドに押し倒した。
「臣くん?」
広臣「教育し直すって言ったよね?」
「えっ…」
広臣「ちゃんと体で覚えてもらわないと、ね?」
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am 1:17
目を覚ますと俺の腕の中で寝てるカレン。
カレンを抱きまくって最後に“もぅ無理…”と小さな声で言ったカレンは意識を飛ばして寝てしまった。
いつも意識を飛ばしたカレンを見て、“やり過ぎたかなー”とは思うけど、辞められない。
なんだかんだ求めてくれるし、泣かれたりダメとか無理とか言われるともっとイジメたくなる。
広臣「完璧ドSだな、俺」
俺はそっとカレンの頭にキスをしてもう一度目を閉じた。
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作者名:LALA | 作成日時:2022年5月21日 14時