LANTANA (ページ10)

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笑い話ページ10

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マイ「かれんって臣さんと仲良いよねー」

「そうかな？」

マイ「だってよく話してるじゃん！」

マイちゃんがそう言うとリサちゃんとサクラちゃんも“確かにー！”なんて言ってる。

「それはよく話しかけられるだけで、」

マイ「でも、今まで関わりたくない人は拒否してたじゃん。登坂広臣は拒否しないんだね。」

リサ「いきなりフルネーム(笑)」

サクラ「めっちゃイケメンだから拒否るかと思った！」

リサ「まるでかれんがB専な言い方(笑)」

「ただ話してるだけで深い意味はない。直人さんたちと話してる方が楽しいもん。」

マイ「そのわりにはこの間、笑って話してたみたいじゃん？」

「…剛典くんのバカ…」

確かにこの間、臣くんと話したときは笑った。

だって、臣くんが寝ぼけててTKGに醤油じゃなくてコーヒーかけたって言うんだもん。

それは面白くてつい笑っちゃったけどさ…。

それをたまたま剛典くんと直人さんに見られたのも知ってる。

リサ「醤油とコーヒー(笑)」

サクラ「やばっ(笑)」

マイ「普通間違えないでしょ(笑)」

「面白い話ってだけで意味はないよー」

マイ「まぁ、私はかれんが楽しそうならそれでいいけどね！」

「別に楽しいなんて…」

マイ「少しずつでいいから、ねっ？」

元々私たちはEXILEのサポメンだったから直人さんと直己さんとは仲が良い。

それにマイちゃんのお兄ちゃんの剛典くんがいるから自動的に他のメンバーとも関わる機会が増える。

マイちゃんの言う“少しずつ”は、“少しずつでいいから他のメンバーとも話すように”ってこと。

直人さんたちの大切な仲間だから怖いことなんてない。

そう思うけど私は……

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