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hiroomi.
「初めてだから…」
広臣「そうなの？」
前の彼氏とは上手くいってなかったと言っても、半年付き合ってたからシてるのかと思った。
俺が黙ってるとかれんは“初めてってめんどくさいよね…”と言ってうつむいた。
そんなかれんの頬を持って俺と目線を合わせた。
広臣「ううん、すっげぇ嬉しい」
「本当に？」
広臣「かれんは特別だから嬉しい」
「私、上手くできないかも…」
広臣「大丈夫、全部俺に任せて？」
「うん…」
そっとベッドに倒してゆっくりキスをする。
そして俺とかれんはひとつになり甘い夜を過ごした。
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朝、目が覚めると腕の中にかれんがいた。
スヤスヤと小さな寝息をたてて眠ってる。
そんな姿を見てると愛しさがこみ上げてきてそっとおでこにキスをした。
広臣「昨日のかれん可愛かったな…」
初めてだから、かれんには気持ちいいということを知ってもらいたかった。
好きな人と一緒になるのは幸せだってことを。
必死に俺についてくる姿が初々しくて可愛くて愛しかった。
半ば強制的にだけど俺の名前を呼び捨てで呼んでくれたときはもう幸せだったなー。
「ん…ぉは、よ……」
広臣「おはよう、腰痛くない？」
「ぅん…大丈夫…」
まだ少し寝ぼけているようだ。
ぎゅっと俺に抱きついてくるその姿も可愛い。
あれ…俺、さっきから可愛いしか言ってない。
「臣くん…」
広臣「ん？」
「ありがとう、昨日すっごく幸せだった…」
広臣「よかった。これからもいっぱい幸せになろうね。」
「うん」
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年3月21日 21時
