LANTANA (ページ35)

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報告～LANTANA～ページ35

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広臣「かれんと付き合うことになりました」

「なりました」

マイ「へー、うちの可愛い可愛い末っ子に手出したんですねー」

広臣「あっ、えっと、それは…」

リハの合間にやって来た臣くん。

そして、マイちゃんたちに報告。

臣くんの方が年上なのになんかすっごい緊張してる。

それはきっと目の前で腕を組んで仁王立ちをしてる3人がいるからなんだろうけど。

「臣くん、そんな緊張しなくても。みんな私の気持ち知ってたから大丈夫だよ？」

広臣「いや、でも、3人のお顔がとても穏やかじゃないので…」

もう臣くん喋り方までおかしくなっちゃってる。

そんな困った臣くんを見て、“フッ”と声をあげて笑いだした3人。

広臣「あっ、えっと…」

マイ「すいません、臣さん、ちょっとどんな反応するか見たくて(笑)」

リサ「逃げ出すようだったら認めませんでしたけどね(笑)」

サクラ「まぁ、もともと反対してないんで(笑)」

「もー！みんな酷いじゃん！臣くんが可哀想！」

リサ「反対はしてないけどどれくらいの気持ちなのかは確かめないとさ！」

ホッとしたのか臣くんは少し老けてしまったように見えた。

サクラ「臣さん、昨日も言ったけどかれんは結構分かりやすいですよ？」

リサ「そうそう。かれんの喜怒哀楽がハッキリ見れるのはそれだけ心を許してる証拠ですから。」

マイ「かれん、最初から臣さんには喜怒哀楽爆発してましたから」

「ちょっと、爆発ってなに」

マイ「えー誰だっけ？遠くから見れただけで嬉しいとか喋れて楽しいとか会えなくて寂しいとか共演者と話しててイラついてたのは。」

「あー！もう言わないで！」

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