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「働くところ決まったから落ち着くまで会えないかも」
広臣「分かった」
世間一般では俺たちの関係は“不倫”。
周りに知られたら反対されるのは分かってる。
でも、俺は今の関係を辞めるつもりはない。
出会ってまだ2ヶ月。
それでも俺は彼女を愛してる。
広臣「そういえば明日から新しいマネージャーがくるんだった、しかも女。」
「それは嬉しいの？それとも嫌なの？」
広臣「半々。でも、反対してるメンバーが多い。」
「なんで？」
広臣「3人辞めた内の2人は女のマネージャーだったんだけど、人気が出た途端、性格が180度変わったし俺らの私物盗んだりしてクビになったんだ。」
「そうなんだ、芸能人は大変だね。ちなみにもう一人の人は？」
広臣「男のマネージャーだったけど過労で倒れてそのまま辞めた」
「なんかブラックに思えてきた…」
広臣「人手がいればブラックじゃねぇって」
「まぁ、新しいマネージャーさんと仲良くね」
広臣「美人だったらお近づきになりたいかも」
「うわー、最低ー」
そんな顔すんなよ。
俺はカレンしか興味がない。
どんだけ綺麗で可愛い人が寄ってきても俺にはカレンだけ。
俺の心はもう他の誰にも向かない。
広臣「あれ、今日帰んの？」
「うん、ちょっと明日朝から用事があって」
広臣「こっから行けば？」
「ううん、明日は特別な日だから自分の家から行く」
玄関まで送って靴を履き終わった彼女にキスをした。
彼女はいつものように“またね”と言って部屋を出ていった。
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年3月14日 22時
