＊ ページ46
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広臣「カレンさ、付き合ってからなんか変わったよね。前までは素直に言ってくれたのに最近は何も言わないじゃん。なんで？」
「それは…」
広臣「上手く言おうとしなくていいから、カレンの気持ち聞かせて？」
カレンは少し悩んだあと、俺が想像してなかった言葉を口にした。
「あのね、」
広臣「うん」
「ドキドキ、するの…」
広臣「……はっ？」
突然の言葉に全然意味が分からない。
広臣「えっ、なにそれ、どういうこと？」
「なんか、前までは深く考えてなかったし、言っちゃえばその場のノリ的な感じで広臣と一緒にいたけど…あっ、もちろん前からずっと好きだよ？」
広臣「うん、今一瞬焦ったわ」
「うん、でね、なんか付き合ってた途端、広臣が前よりもカッコよく見えるし優しいし凄く愛してくれてなんかもう私ついていけないの。ドキドキし過ぎておかしくなりそうで、わざとちょっと離れたり冷たくしたりあまり気持ち言わなかったの…」
なんだよ、それ。
俺はカレンの体を起こして、そのまま強く抱きしめた。
広臣「ただのツンデレかよ」
「そうじゃないし」
広臣「おかしくなればいいじゃん」
「えっ？」
広臣「俺のこと好きなんだろ？だったら、おかしくなればいいじゃん。俺なんてカレンのこと好きすぎてもうおかしくなってるから。」
俺は今もこれからもずっとカレンだけを愛し続けるよ。
-end-
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終わり
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年3月14日 22時
