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剛典「あー、終わったー」
健二郎「今日のリハはハードやったなー」
「お疲れ様です!私も終わりなので車で送っていきます!」
健二郎「俺はええで!ELLYと飯食って行くから!」
ELLY「お気遣いありがとうね〜!」
直人「俺と直己はちょっと打ち合わせあるから大丈夫だよ!」
直己「そういうことです」
剛典「俺は送ってって!もう歩きたくない!」
「分かりました(笑)」
結局送っていってもらうことになったのは俺と隆二と岩ちゃんの3人。
「ロビーで待ってるんで準備出来たら降りてきてくださいね!」
隆二「なるべく早く行くね〜!」
「ゆっくりで大丈夫ですよー」
そう言ってカレンは一足先にロビーへ行った。
カレンが出て行ってから20分後、俺たち3人もロビーへ向かった。
剛典「あー、腹減ったー!」
広臣「今、21時か、なんか食べてく?」
隆二「賛成〜!」
そんな会話をしてるとエレベーターが1階に着いた。
エレベーターのドアが開いてロビーにいたのはカレンとスーツを着た男。
隆二「なんか話してるね」
剛典「でもなんか雰囲気微妙じゃないっすか?」
広臣「確かに…」
穏やかに話してるような雰囲気でもない。
俺たちは一歩ずつカレンの方へ足を進めた。
近付くにつれて見えた男の行動と聞こえてきたカレンの声に思わず俺たちの足が早まった。
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作者名:LALA | 作成日時:2022年3月14日 22時