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「どれにしよー…」
昼ご飯を食べた後、携帯ショップへ。
絶賛どのスマホにしようか悩みまくってる人が一名。
なんでもいい俺からしたらなんでそんなに悩むか分かんねぇ。
「軽いのはこっち、画面おっきいのはこっち、容量はこれか…」
鮫岡「なぁ」
「ん？」
鮫岡「これにしたら」
俺はこの店に入った時から目に入ってたスマホを指差した。
「これ？でもちょっと重くない？使ってたやつよりも重いのはやだ。」
鮫岡「これ見てもそう思う？」
俺はポケットからスマホを取り出した。
それを見た瞬間、でっかい目がさらにでっかくなった。
「えっ！？ま、まさか、鮫岡くんと一緒！？」
鮫岡「嫌なら他のにしたら」
「する！する！これにする！これがいいっ！」
早っ。
さっきまですっげぇ悩んでたくせに決めんの早すぎるだろ。
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「ママありがとね！」
ママ「ふふ、デート中だったのね♡」
パパ「彼氏…デート…司じゃない…楓士雄でもない…彼氏…デート…」
未成年だから親がいないと買えないことに気付き、カレンが親に連絡したらすぐにやって来たカレンの親。
カレンの母親はニコニコし、カレンの父親はテンション低めに帰っていった。
「パパは気にしないで！司の時もあんな感じだったから！」
鮫岡「ふーん。ていうかスマホ貸せ。」
「はい！」
スマホを受け取り数秒で作業が終わりカレンに返した。
「何したの？」
鮫岡「何って連絡取れないと不便だろ。登録しておいた。」
「えっ！？鮫岡くんが一番！？」
鮫岡「ていうか、親に教えなくてよかったのかよ」
「あっ…」
鮫岡「バカじゃん」
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作者名：LALA
| 作成日時：2023年3月15日 22時
