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鮫岡「あんたはカフェで見たことある。いかつい男が迎えに来てた。」
マドカ「“あんた”じゃない。“マドカ”な？」
鮫岡「……」
こいつ、いろんな意味でつえー。
鮫岡「あ、…マドカはカレンの幼なじみだっていうし、鬼邪高の奴らとも仲良いから分かるけど、そっちの、えっと、」
唯「上田唯です」
鮫岡「…唯ちゃんは俺のこと怖くねぇの？」
唯「全然？見た目は派手だけど見慣れてるし。」
鮫岡「見慣れてる？」
「唯ちゃんのお兄ちゃんは鳳仙学園の頭なの！」
鮫岡「はっ！？」
「で、唯ちゃんの彼氏はその鳳仙の幹部！」
鮫岡「なんかお前の周りすげぇな…」
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「ふふ」
鮫岡「さっきから何笑ってんだよ」
「いつもこの道は一人だったから鮫岡くんがいて嬉しい！」
鮫岡「そうか」
「今日はコーヒー飲んでくの？」
鮫岡「いや、店まで送る。帰りも迎えに来る。」
「一人で帰れるよ？」
鮫岡「よく絡まれる奴が何言ってんだよ」
「それもそっか！」
それからカレンはあまり俺の学校に来なくなった。
代わりに俺がカレンの学校に行き、カレンを迎えに行くことが多くなった。
一度、上成と風見も来たことあるけど、二人が怖すぎるのかいかつすぎるのか学校から先生が来て大変だった。
話してる時にカレンたちが来てなんとかその場はおさまった。
めんどくさいからカレンに学校の前までは来ないでと言われた時の二人はマジでショックを受けてて面白かった。
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作者名：LALA
| 作成日時：2023年3月15日 22時
