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数日ぶりのカレンの家に行った。
今日から自分の家に帰るとか言い出した。
俺に迷惑かけるとか言ってるけど全然そんなこと思ってない。
むしろ一人で家にいてまたあんな変な奴に家がバレることを考えたらずっと俺ん家にいてくれた方がいい。
鮫岡「…なんも喋んねぇのかよ」
「うん…」
まぁ、喋りづらくさせたのは俺か。
そんなことを思ってるとアパートの前に着いた。
玄関前まで送ろうとしたら誰かの階段を登り降りする音が聞こえた。
？「カレン？」
「あっ…」
知らない男の声。
ほら、また変な奴に家バレてんじゃん。
そんなことを思って顔を上げ相手の顔を見ると、
鮫岡「はっ？なんでお前がいんだよ。」
司「それはこっちのセリフだ」
なんでこんな所に鬼邪高の高城司がいんだよ。
そんなことを思ってると、
「司！なんで！？」
司「なんでもなにも返事ないからまた倒れてるかと思って見に来たんだろ」
「えっ！？あっ、朝見て返すの忘れてた…」
司「まぁ、元気ならいいけど。それより…」
そう言って俺にガンを飛ばす高城司。
さっきのカレンへの態度と違いすぎだろ。
ていうか、なんでこの二人が知り合いなんだよ。
司「ふーん、その様子じゃまだ何も話してないみたいだな」
鮫岡「なんだよ」
司「簡単に言えば俺とカレンは幼なじみ。もっと違う言い方をすれば元カレ。」
鮫岡「はっ？」
「ちょっ、司！」
司「だって本当のことだろ」
余裕な高城司とは違い、カレンはこの状況は想定外なのか慌てている。
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作者名：LALA
| 作成日時：2023年3月15日 22時
