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俺はカフェの近くにあるファミレスにいた。
あいつと話しがしたかった。
店で話すのもな…と思い、近くのファミレスでバイトが終わるのを待った。
前に一度送ってった時、このファミレスは必ず通ると言っていた。
鮫岡「あっ…」
20時過ぎ、あいつがファミレスの前を通った。
俺は会計をし店を出た。
少し先を歩くあいつの背中を見ながら俺も歩く。
Tlu lu lu…
ポケットからスマホを出せば風見からの電話。
あいつの後ろ姿はどんどん離れていく。
まぁ、すぐ追いかければいっか。
そう思いそれはその場に止まり電話に出た。
鮫岡「ったく、どうでもいい話かよ」
電話の内容はマジでくだらなかった。
ていうか電話じゃなくて明日学校で話せばいいような話。
鮫岡「あれ…」
あいつの帰り道。
曲がり角を曲がってしばらくは一本道。
絶対歩いてる姿が見えるはずなのにその姿が見えない。
足を進めるとどこからか物音が聞こえた。
それは少し先の路地裏の方から。
路地裏を覗けば、壁に押さえつけられて口を塞がれて必死に抵抗してるあいつがいた。
相手はさっき店にいたあの男。
俺はなんの迷いもなく足を進める。
そして横から男をおもいっきり蹴っ飛ばした。
ドンッ…
『ってぇ！何すんだよ！！！』
鮫岡「何ってそっちこそこんなとこで何してんだよ、警察呼ぶぞ」
『うるせぇ！お前には関係ねぇだろ！』
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作者名：LALA
| 作成日時：2023年3月15日 22時
