愛しい彼女 (ページ18)

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you.

20時になりバイトの服から制服に着替えて店を出た。

今日は久しぶりに鮫岡くん見た。

ずっと会いたくないって思ってたのに、会うと嬉しくてやっぱり好きって気持ちが溢れてきた。

『カレンちゃん』

「えっ、」

名前を呼ばれて前を向くと最近カフェに来るお客さんがいた。

1時間以上前に帰ったはずなのになんでココに…。

そう思ってると一歩ずつ私に近付いてきた。

私もそれに合わせて後ろに下がるけど腕を掴まれて逃げれなくなった。

「は、離してくださいっ」

『ねぇ、さっきの考えてくれた？』

「考えるも何もさっき断りました！」

『でも1日ぐらいいいじゃん。それに朝から晩までって言ってるわけじゃんないんだし。』

「それでも嫌なんです！もう迷惑なんでお店にはこないでくださいっ！」

『…ったく、いい気になりやがって』

ドンッ…

そのまま路地裏に連れていかれ壁に押さえつけられた。

「った、」

『おとなしくしろ』

「やだっ、離してっ、」

『うるせぇ、黙ってろ』

そう言って私の口を手で塞ぐ。

抵抗しても男の力が強くてどうすることもできない。

このままやられちゃうのかな…

そう思ったら怖くて涙が溢れてきた。

『いいね、無理矢理感が増して最高だね』

助けて…

どうしてこういう時に頭に浮かぶのは司たちじゃなくて鮫岡くんなんだろう…

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