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風見「よっしゃ！帰ろうぜ！」
上成「筋トレ！打倒轟！！！」
鮫岡「こりねーな」
いつも一緒にいる風神こと風見と、雷神こと上成。
教室を出て校門に向かって歩いてると、
『さ、鮫岡さん！！！』
鮫岡「なんだよ」
『校門に鮫岡さんを訪ねてきてる人がいるんですがっ！』
風見「おーおー、相変わらず人気者やなー」
上成「どんな強靭な男だ？挨拶しに行こうぜ！」
『あ、あの、それが男じゃなくて、女なんすけど…』
風見·上成「「「お、女！？！？！？」」」
三人で校門にに行くと少し人だかりが出来ていて、そこには一人の女がいた。
風見「うわっ！ほんまに女やん！！！」
上成「あの制服って清那女子だよな？」
風見「ほんまや！！！」
ゆっくり女に近付くと、向こうも気付いたようで“あっ！”というような顔をした。
鮫岡「こんなとこで何してんだよ」
「昨日のお礼にと思ってお菓子作ってきましたっ！」
鮫岡「ていうか、一人でこんなとこ来んなよ。その前になんでココだって分かったんだよ。」
「情報通の友達がいて制服言ったら江罵羅商業って教えてくれて…名前は分からないから髪型と青色の服って言ったら伝わったみたいで…」
風見「姉ちゃん、サメと知り合いなん？」
「サ、メ？」
風見「あー、こいつ、こいつ！鮫岡だから通称“サメ”！」
「サメさん…」
上成「で、なんで清那の子がサメのこと知ってんの？」
「昨日バイト帰りに絡まれてたところを助けてもらって、」
上成「へー」
風見「珍しいこともあるもんやな」
鮫岡「あー、もう、うるせぇ。帰るぞ。」
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作者名：LALA
| 作成日時：2023年3月15日 22時
