検索窓
今日:69 hit、昨日:19 hit、合計:40,235 hit

46 ページ46

.





慎「俺、何も知らなかったからAを無理矢理ステージにっ、」

佐々木「まぁ、さっきのはちょっと無理矢理すぎたな」

慎「すいません…」

佐々木「慎は知ってるだろ。Aが俺たちの前だけでも歌うことに苦労したことを。」

慎「はい…」

佐々木「もう少しAの様子を見て行動するべきだったな」

慎「本当にすいませんでした…」







俺は涙を流した。

そんな俺の背中を優しくさすってくれる壱馬さん。

たぶんみんな“何も知らなかったから俺は悪くない”ほう思ってる。

でも、俺はちゃんとこの目で見てた。

笑ってたAがステージに近づいた瞬間、強ばったあの顔を。

だから、悪いのは100%完全に俺だ。

















壱馬「そんな顔やとステージ立てへんで」

慎「すいません」

力矢「ステージで輝いてる姿を見せるのが一番いいんじゃない?楽しい場所ってAに教えてあげよう。少しでもまたステージに立ってみたいって思ってもらえるようなパフォーマンスを届けよう。」

慎「はい…」







本番直前までAのそばにいたけどAは目を覚まさなかった。

















ライブが始まってすぐにAのいる席を見た。

そこにはAがいた。

俺の方を見て“頑張って”のジェスチャーしてるのが見えた。

その日は今までやってきた公演の中でも一番力が出た。





.

47→←45



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
121人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , 長谷川慎   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:LALA | 作成日時:2023年8月26日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。