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慎「でも、風呂上がりにバッタリ遭遇とかないの?」
「ないない!さすがに裸は見られたことないけど、リハやライブの早着替えでほぼ下着姿的なものは見られてるから今更恥ずかしがってもねぇ?」
慎「ねぇ?って言われてもねぇー」
「あっ、羞恥心はちゃんとあるから安心して!」
さすがに兄妹的とはいえ、好きな子が他の男と同じ部屋に住んでたってなんともいえない気持ち。
「でも、あれだよね、外国人はやっぱり背が高くて色気あったよねー」
慎「はっ?」
「日本人でも背高い人入るけど、色気は全然違うんだなーって思った。」
慎「…それってどういう意味?向こうでイイ人でもできたの?」
「できるわけないじゃん(笑)」
慎「なんでそう思ったの?」
「客観的に見て?」
慎「ふーん」
「慎もきっと海外行ったら思うよ。日本とは違ってボンッキュッボンッのスタイル抜群で色気たっぷりのお姉さんがいるから。」
慎「言い方がおっさんじゃん」
そんな話をしてたらふとあることを思った。
慎「そういえば、Aから男の話聞いたことないかも」
「男の話?」
慎「好きな人とか彼氏とか」
「まぁ、ここ数年は慎とそんなこと話せるような仲良い関係じゃなかったしねー」
慎「…なんかその言い方ムカつく」
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作者名:LALA | 作成日時:2023年8月26日 18時