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「おはようー」

慎「…おはよ、」







昨日酔っぱらいAに“好きだよー”と言われた。

酔っぱらいって分かってるのにそれが気になってあの後、全然寝れなかった。

結局眠りについたのは4時過ぎ。

起きたのは9時過ぎ。

まだ眠いし休みだから寝ようと思ったけど、俺が今いるのA家じゃんって思って起きた。







「眠そうだね、まだ寝ててもよかったのに。」

慎「うん、そうなんだけど、うん…」

「何それ(笑)」

慎「そういえば、昨日お酒飲んだけどちゃんと覚えてる?」

「普通に美味しくて眠くて寝た!」

慎「どうやって寝室まで行ったか覚えてる?」

「……覚えてないかも、」

慎「俺が運んだの。Aお酒弱そうだからあまり外で飲むなよ。絶対変な男に引っかかる。」

「運んでくれたの!?ありがとう。ていうか、重かったでしょ?」

慎「全然。トレーニングでもっと重いもの持ってるし。」

「ふーん、しっかり鍛えてるんだね。」

慎「当たり前じゃん。」







ていうか、この話の流れ、絶対覚えてないやつだ。

覚えてないのに“どういう意味?”って聞くのもおかしいから俺だけの中にとどめておくか。





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作者名:LALA | 作成日時:2023年8月26日 18時

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