検索窓
今日:13 hit、昨日:74 hit、合計:40,253 hit

29 ページ29

.





慎「飲まないの?」

「飲んだことない」

慎「そうなの?」

「別に飲んだらダメってわけじゃないけど、喉のこともあるから飲まない方がいいかなーって。」








あれからいろんな話をして気付けば日付が変わっていた。

のんびり酒を飲む俺とココアから紅茶にチェンジして飲んでるA。







慎「ちょっと飲んでみる?」

「んー、ちょっとだけ飲んでみようかなー」







俺は冷蔵庫からもう1本酒を取り出した。







慎「はい。飲めなかったら俺が飲むから置いといて。」

「慎は飲んでも変わらないね。」

慎「ハイペースじゃないし、アルコール度数もそんな高くないからね。」

「ふーん…」







プシュと音を立てて開いた缶チューハイ。







慎「お酒デビューおめでとう、乾杯。」

「かんぱーい」







一口飲んだAの反応をうかがう。







慎「どう?」

「意外と美味しいかも…」

慎「まぁ、チューハイだから感覚的には炭酸ジュースって感じ?」







どうやら飲んでいたチューハイを気に入ったA。

ハイペースってわけじゃないけど、そのままそのチューハイを飲み進めた。

その結果……







慎「もう寝る?」

「うん…」







どうやら酒を飲むと眠くなるらしい。

眠すぎて歩けないのか“連れてってー”と言われ、仕方なくお姫様抱っこして寝室に運んだ。







慎「ゆっくり寝ろよ」

「うーん…」







半分寝てんじゃん。

部屋を出ようしたら、“まことー”と呼ばれ振り返るとAがこっちを見て言った。







「まことー、ありがとー、好きだよー」

慎「はっ?」







しかしAからの返事はなく、もう夢の中だった。





.

30→←28



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
121人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , 長谷川慎   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:LALA | 作成日時:2023年8月26日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。