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寝室には普通ベッドが置いてある。

でも、この寝室には他にもいろんな物があった。







慎「あそこは?」

「仕事スペースだね」







寝室の一角に、デスクが置いてあった。

PCの他にも曲を作る時に必要な機材やレコーディング用のマイク。







「曲作ると没頭しちゃうから終わったらすぐ寝れるようにあえて寝室に置いたの。」

慎「ってことは、この部屋って、」

「そっ、防音!」







まぁ、音楽やるなら防音にするのは当たり前か。







「案内これで終わりだけど?」

慎「あっ、終わり?」

「あとはさっきいたリビングとキッチンだから。」

慎「そっか、ありがとう。」







リビングに戻り気付けば夕方。







慎「小腹空いた」

「それは作れと?」

慎「ハンバーガー食べたいし買いに行こうよ」

「デリバリーした方が早くない?」

慎「散歩したくない?」

「まぁ、いいけど。」







ダウンを着てニット帽を被って靴を履いて玄関で待ってると、







「お待たせー」

慎「それ被るんだ」

「慎だって被ってるじゃん!」







ガウンコートに元俺のニット帽、丸メガネかけてかって来たA。







慎「そのメガネ昔からつけてない?」

「だってこれ初めて慎がくれた誕生日プレゼントだもん。」

慎「えっ?」

「耳かけるところ結構色落ちしてきたからそろそろ新しいの買おうと思ってるところー。」





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作者名:LALA | 作成日時:2023年8月26日 18時

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