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LDHから女性ソロアーティストがデビューして、あれだけ売れるとは誰も思わなかっただろう。
だから、HIROさんや会社の上層部がAを推してるのは当たり前だ。
待遇がいいのも大事にされてるのは俺らが見てもよく分かった。
愛想も良いし性格も良い。
先輩から気に入られるのも当然のこと。
みんながAを良く思ってる。
でも俺は……
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RMPG「「「ハッピーニューイヤー!!!」」」
カウントダウンライブを見ながら年越し。
陸「あっ!年越し一発目Aだ!」
みんな一斉にテレビに注目。
途中三代目さんがノリノリで映ってた。
3曲披露して少しトークをして次のアーティストに変わった。
壱馬「18歳なのにほんま凄いよな」
慎「全部一人ですもんね」
壱馬「マネージャーさんやいつもいるスタッフさんはおるけど、俺らと違って一人やもんな」
慎「また遠くなりましたね」
壱馬「慎……」
俺はAがデビューしてから距離をおいてる。
理由は誰にも話してないけどたぶん壱馬さんは気付いてる。
最初の頃はAからよく連絡があったけど最近はあまりない。
俺が既読スルーしてるっていうのもあるけど。
だから、俺から連絡するのは今日みたいな特別なことがあった時ぐらい。
あとはAが一方的に送ってくるぐらい。
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作者名:LALA | 作成日時:2023年8月26日 18時