18 ページ18
.
佐々木「たぶんランペのマネージャーも俺と同じこと思ってると思うよ。どっかの知らない女よりもよーく知ってるAだったらOKだって。ウィンウィンだし。」
壱馬「あー、確かにそんなようなこと前マネージャー話してたかも」
慎「えっ?そうなんですか?」
壱馬「覚えてないん?デビュー前に言うとったやん。“しばらくは恋愛禁止やけど絶対じゃない。仮に熱愛出るんやったら俺らも知ってて問題のない人物にしろ”って。」
慎「…そうでしたっけ?」
佐々木「マネージャーの話はちゃんと聞いておけよ(笑)」
そう話をしてると佐々木さんが腕時計を見た。
壱馬「あっ、すいません、時間ですか?」
佐々木「空港でAの両親とご飯食べる約束しててなー」
慎「そうなんですか?」
佐々木「少し早めの誕生日プレゼントをAに渡してほしいって。預かるついでに食事することにしたんだ。」
今は10月。
Aの誕生日は12月。
慎「次、佐々木さんに会うのは来年なんですね」
佐々木「そういうことだな!」
壱馬「今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。」
佐々木「気が早いわ!じゃあ、そろそろ行くわ!」
俺と壱馬さんの横を通りそのまま歩いていくと思ったらすぐに振り返った。
佐々木「慎に1つだけ教えてやる。返事は返さないけどAは慎の連絡待ってるぞ。いつも嬉しそうにスマホ見てる。」
慎「えっ…」
佐々木「じゃあ、また来年な!きっと良い年になるぞ!」
.
121人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:LALA | 作成日時:2023年8月26日 18時