今日:11 hit、昨日:12 hit、合計:30,627 hit
小｜中｜大
10 ページ10
.
隼「なんか今日リハから調子いいねー」
亜嵐「なんかいいことあった？」
玲於「別に」
今日はカレンちゃんが見に来る。
マネージャーから貰ったチケットがわりといい席でステージからも客席からもよく見える位置。
リハ中に席を確認した。
本番前楽屋で携帯を触ってると、
“会場着いたけど人多すぎて怖い…”
なんてLINEがきて思わず笑ってしまった。
亜嵐「怖っ！急に笑いだしたよこの子！」
隼「最近ずっと調子いいよねー！」
玲於「ちょっと電話してくる」
楽屋を出て廊下にある椅子に座って電話をかけた。
すぐ電話は繋がり、“どうしたの？”って言われた。
その言葉を聞いて、もしかして俺ってバレないようにしてくれてるのかな？って思った。
だって、いつも電話の時の第一声は、“もしもし玲於くん”って名前を呼んでくれるから。
玲於[人多い？]
[うん、めっちゃ多い]
玲於[でも結婚式とかの時とかも人多いじゃん]
[それはみんなが来る前に準備してるからだし、仕事モードだから大丈夫なの！ていうか、仕事の時と人数違いすぎて比べ物にならないし！]
玲於[仕事モードだと思えばいいんじゃない？]
[無理無理]
玲於[あのさ、たぶん嫌だって言うと思うけど、ライブ終わったら楽屋来る？]
[絶対行かない]
玲於[やっぱり(笑)]
[じゃあ、そろそろ切るね]
玲於[うん]
[楽しみにしてるね！]
玲於[俺だけ見ててね]
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：LALA
| 作成日時：2022年3月9日 23時
