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玲於[もしもし？]
[あっ！玲於くん！ごめんね！寝てて気付かなかった！]
玲於[大丈夫。ていうかなに、来てたの？]
[うん！初めてのドームツアーだから初日見に行きたくてチケット申し込んだら当たったの！]
玲於[俺聞いてないんだけど]
[だって言ってないもん！]
玲於[言ってよ]
[言ったらつまんないじゃん！]
玲於[つまんない？]
[うん！言わない方が普段玲於くんがどんな感じでステージに立ってるか分かるし♪]
玲於[まぁ来てくれてありがとう。ていうか今どこ？]
[さっき東京駅着いて今はもうお家だよ！]
玲於[日帰りで来たの？]
[うん！だって明日もお仕事だもん！明日のお仕事楽しみなんだー♪]
玲於[なんの仕事？]
[なんかね、前に私がデザインしたお花を気に入ってくれた人が週2-3回会社のロビーのお花を飾ってほしいって言われたの！]
玲於[えっ、凄いじゃん！どこの会社？]
[んー、分かんない！明日会社で詳しく聞くけどなんかアルファベットだった！]
玲於[アルファベット(笑)]
[あっ、私ばっか話してごめんね！玲於くんも今日は早く休んで明日も頑張ってね！]
玲於[ありがとう]
電話を切ると前に座ってた亜嵐くんとメンさんがニヤニヤしてこっちを見てる。
亜嵐「彼女かー♡」
メン「彼女ですねー♡」
玲於「ニヤけるな、きもい」
亜嵐「今日来てたの？」
玲於「うん、俺も知らなかった」
メン「だから今日玲於調子良かったんじゃない？」
亜嵐「愛の力ってやつだね！」
玲於「そんなもんないし」
亜嵐「でも玲於って本当に彼女のこと好きなんだね！」
玲於「なんで？」
亜嵐「初めて電話してるの聞いたけど、なんかもう電話してるオーラが甘かったもん！」
メン「分かるー！しかも全っ然塩要素なかったし！」
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年3月9日 23時
