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あれから1ヶ月。
SEVENで彼女と会うことが増えた。
直人さん曰く、お互い知らなかっただけで同じ日に飲みに来てたこともあったらしい。
剛典「ねぇ、片岡さんっていつもそんなツンなの?」
「はい?」
剛典「流行りのツンデレ?」
「そんなつもりはないけど」
剛典「直人さんと話すみたいにフレンドリーに話してよ!」
「無理」
剛典「なんで!」
「軽い男は嫌いって言ったでしょ」
剛典「軽くないから!ねぇ、今度の休み一緒に出掛けようよ!」
「ヤダ」
剛典「彼氏いるから?」
「…彼氏いないけど?」
剛典「はっ!?」
突然の言葉に驚いた。
剛典「家に待ってる男がいるって!」
「うん、いるよ」
剛典「直人さんが彼とは1年半前ぐらいからって!」
「うん、拾ったから」
剛典「ひ、ひろっ、男を拾った!?」
「正しくは男じゃなくて♂ね」
剛典「ん!?どういうこと!?」
「家で待ってるのは男でも♂。犬よ、犬、dog!」
剛典「い、犬っー!?」
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作者名:LALA | 作成日時:2022年3月31日 15時