憧れかつ理想 : 02 ページ2
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( Jungkook side )
俺は今社長室に呼び出された
嫌な予感しかしない
なんだって俺は社長から所謂 "パワハラ" を受けているからまた何か言われるのだろうそう思っていた
なぜパワハラをされているのかは詳しくは知らないがパワハラは俺だけにしかしてないというのは分かっている
何秒か歩いていると社長室前に着いていた
俺はそっとドアを開けた
JK「 失礼します 」
ドアが閉まった瞬間社長が鼻で笑い
俺へのパワハラがまた始まってしまった
社長「 これやってくれないか? 」
そう言って俺の前に置かれた
軽く100枚はあるんじゃないかという紙の束
............まじか
社長「 あれ?返事は?もしかして受け付けないとか?お前を解雇にすることなんて簡単なんだぞ 」
JK「 はい...... 」
社長「 やれないのなら解雇だ、お前さ俺がどんな立場か分かってるのか?社長だぞ?お前は部下 」
まただ......
社長という立場を利用して俺を精神的に追い詰める
あくの果てには解雇という2文字を使って脅す
慣れたもんじゃない......
JK「 分かりまs...... 」
俺が承諾をしようとすると遮るかの様に急にドアが開き清楚で綺麗な女の人が入ってきた
「 あの、社長 」
社長「 ん?どうしたんだ?Aちゃん 」
俺以外の前だとさっきの社長とは別人の口調になる
......だからパワハラされてることなんて誰も信じてくれないんだろうな社長は本当にタチが悪い
「 これ聴いて頂いて宜しいでしょうか? 」
そう言うと彼女は黒い綺麗なズボンのポケットからスマホを取り出し再生ボタンを押そうとする
社長「 ああ、いいぞ 」
彼女が再生ボタンを押した途端社長の顔が青ざめた
〜 ♪
社長「 あれ?返事は?もしかして受け付けないとか?お前を解雇にすることなんて簡単なんだぞ 」
JK「 はい...... 」
社長「 やれないのなら解雇だ、お前さ俺がどんな立場か分かってるのか?社長だぞ?お前は部下 」
〜 ♪
「 これしっかりとしたパワハラですよね? 」
社長「 ...... 」
「 何かおしゃってくれませんか? 」
「 ちょっと仕事の支障を招くようなことは避けて頂いて宜しいでしょうか?」
社長「 すまなかった......許してくれ... 」
「 謝る相手は私じゃなく紛れもないチョンさんです 」
俺はこの会話を口を開けて聞くしかなかった
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作者名:安藤 | 作成日時:2019年10月11日 21時