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___気が向いたから買っただけだ。
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______ふふ、ありがとうございます。
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「…い゙っ、…」
視界が揺れる、そしてゆっくりと鮮明に聞こえる言葉。
この簪、確か何時もの夢に出てきて。
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「これ、…あの人に、もらっ、て、」
「姉様、何か思い出されたのですか?!
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その簪、確か姉様が、
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"どこか懐かしい"と言われ、買われた物です!」
そう、そうだよ。
あの人に貰った簪に似てて。
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浅草で、一緒に買ったよね。
「杏寿郎と、…いっ、しょに、買った、簪、…」
思い出したよ、全部。
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「姉様…、?、今、!」
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「うん、思い出した。
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ごめんなさい、少し行かなきゃ行けないの。」
忘れる前に、貴方に。
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さといも。 - MIさん» ありがとうございます、!面白い文が届けられて何よりです、! (2019年10月11日 22時) (レス) id: 3b980f9a32 (このIDを非表示/違反報告)
さといも。 - 心さん» ありがとうございます、続き出来るだけ出せるようにがんばります…っ (2019年10月11日 22時) (レス) id: 3b980f9a32 (このIDを非表示/違反報告)
MI - めちゃくちゃ面白い!更新頑張ってください!応援します! (2019年10月8日 17時) (レス) id: fbdfd6ec63 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年10月7日 13時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
さといも。 - もうふさん» どちゃくそ嬉しい(( (2019年10月5日 22時) (レス) id: 3b980f9a32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さといも。 | 作成日時:2019年10月4日 16時