駆け引きワルツ ページ16
『………っ…！』
思わず言葉を失ってしまった。黒い塊のようなものがリドルに覆いかぶさっているように見えた。
それに、いつもの寮服とは違い、黒が混ざりあったような服に変わっている。
これが、俗に言うオーバーブロットか。
見ただけでも鳥肌が立った。いつものリドルとは完全に違う。
「ボクに逆らう愚か者ども。そんな奴らはボクの世界にはいらない。
ボクの世界ではボクこそが法律。
ボクこそがルールだ！」
本当に独裁者のように見えた。誰にも理解されず、法律で孤独を埋めているような。
『おーばーぶろっと………』
このまま魔法を使い続ければ、きっとリドルは死んでしまう。
「だらあああ！！くらえ！！」
「いでよ！！大釜！」
「ふ゛な〜〜〜〜！！」
必死で止めようとしているあの子たちの姿が見えた。誰にもリドルには敵わない、きっと負けてしまうと思う人たちは多いだろう。
それでも、挑もうとするんだね
「勝てる奴にしか挑まないなんて、ダサすぎんでしょ！」
『うむ！！！そのとおりだ！』
「「A先輩！！？」」
「一体どこから！？」
『ずっと木の上からみてた！』
「マジ！？」
『私も手を貸そうじゃないか、かわいい1年生のためだ！そうですよね！とれい先輩、けいと先輩！』
「あぁ、あいつを失うわけにはいかない。」
「……あ〜〜くそっ！わかりましたよ。こういうの柄じゃないんですけどねー、ホント！」
そう言いながらもずっとリドルを心配していたくせに
「君まで僕を否定するの？……どいつもこいつもいい度胸がおありだね……
みんなまとめて首をはねてやる！」
怒り声とともに、泣き声のようなものが聞こえる。幼い少年のような、か細くて悲しそうな声。
たすけて
…………………
「ミノカサゴちゃん遅くね」
「門限を過ぎてますね………これはお説教コースですね…」
「貴方たちはあの子の親ですか。親バカにも程があるでしょう」
「おや、アズールは心配していないのですね」
書類を書く手が止まった。
「……そんなわけないでしょう」
「必死すぎてウケんだけど。アズール、ロリコン？」
「貴方方に言われたくないですよ、このロリコンウツボ」
「はぁ〜？タコ焼きにされたいの？」
「カルパッチョでもいいですよ」
「知ってます？ウツボの唐揚げって美味しいんですよ」
その頃のオクタヴィネル寮では喧嘩が勃発していた
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ネム(プロフ) - 菜種梅雨佐矢花さん» 了解いたしました。必ず見に行きます (2020年9月4日 5時) (
レス) id: 83871a2a60 (このIDを非表示/違反報告)
菜種梅雨佐矢花(プロフ) - あっ、勘違いしていてすみません(汗)題名と作者様の名前は書きます。許可を頂きありがとうございます。また出来次第お知らせ致します (2020年9月4日 0時) (レス) id: 495b618e4b (このIDを非表示/違反報告)
ネム(プロフ) - 菜種梅雨佐矢花さん» いえ、そうではなく私の作品を書くなら私の作品名の題名と私の名前（作者名）をちゃんと書いてほしいって事です。じゃないと見に行けないんで(--;)作品のリンクはじゃあ大丈夫です (2020年9月3日 22時) (レス) id: 83871a2a60 (このIDを非表示/違反報告)
菜種梅雨佐矢花(プロフ) - 作品名が「菜種梅雨のお絵描き教室」で名前が菜種梅雨 佐矢花(なたねづゆさやか)と言います。作品のURLは分からないんです。すみません。お手数おかけしますが私の作品の題名で調べて頂けると幸いです (2020年9月3日 22時) (レス) id: 495b618e4b (このIDを非表示/違反報告)
ネム(プロフ) - 菜種梅雨佐矢花さん» 作品名と作品リンク、作者名、を記載していただけるのなら描いてもOKです (2020年9月3日 21時) (レス) id: 83871a2a60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネム | 作成日時：2020年6月19日 18時
