七番様の彼女がかわいすぎる二【地縛少年花子くん】

犯した罪 ページ15

神様は私に言いました


罪を償いたければ、怪異になり人々の為に何かしなさいと


私の犯した罪は『力の暴走で人を何人も殺してしまったこと』


私にはその記憶はない。だけど、神様が見せてくれたんだ。


そして、本当に悪いと思っているのなら、自分の力を制御しろと仰った


そして、不本意だけど、七不思議零番として存在することになった。


ほんの数人だけど、願いを叶えたりしても…暴走の元になっている力をコントロールする事が出来なかった


また…人を殺めてしまうのではと不安になっている時花子くんが話しかけてきてくれた


花子「俺は七不思議が七番目…トイレの花子さん…よろしくね。その…君が悲しげな顔をしてるのを見て放ってはおけなくて…君は七不思議零番だよね？俺でよければ話して」ﾆｺｯ



この時…花子くんの笑顔は私にとってかけがえのないものとなっていた



自分の犯した罪のこと…制御しきれていないこの力のこと…全部話した



すると花子くんはいきなり私を抱きしめて



花子「辛かったね…でも俺がいるから…大丈夫だよ。これから何があっても俺は味方だから…」



今までずっと不安だったのが嘘みたいに消え、花子くんに抱きついたまま泣いた

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