7.選択 ページ9
五条悟「非術師ではあるけれど呪術師になる資格はある」
『私そんなのにならないけど?』
五条悟「呪術師にならなくてもAが僕と結婚する運命は変わりませーん」
『…は?』
いっちいち腹立つな…!
この言葉の軽さ…!
『…とにかく嫌です!
私はこんな人とは結婚しません!』
お母さん「あっ、A…!」
お母さんの絞り出すような声を後に私は部屋を飛び出る。
この後のことなんてなんにも考えずに体の赴くままに走って走って気づけば公園に居た。
あまり新しくはない遊具も錆び付いた公園。
…走って疲れたし…あそこのベンチで少し休もう…
古いベンチに座れば上等な服が汚れてしまうと予想はついたけどそんなことを考慮する余裕は無くてゆっくり腰をかけた。
…許嫁なんて…そんなドラマみたいな話…
なんで私が。
私は普通に好きな人と恋愛して結婚したいだけなのに。
五条悟「だから僕が好きな人になればいいだけの話でしょ?」
…ん?
今の声…気の所為?
五条悟「天才で最強で高身長しかもイケメン。
こんな僕の何が不満なの?」
幻聴には聞こえないその声に右を振り向くとそこにはベンチの背もたれに腕を回す五条悟の姿が。
『は?なんで?
なんでここにいるの!?
私走ってきたのに!』
五条悟「だから言ってるでしょ?僕は最強だから。
移動なんて呪力を使って一瞬で出来るよ」
『それ…自分の力の悪用でしょ…』
五条悟「悪用なんて酷い良い様だなぁ〜
“活用”って言ってよ?」
『なんなの?
私はアンタが嫌いだって。
絶対好きになんてならない結婚もしない!!』
五条悟「うーん…」
『…何よ?』
五条悟「予言してあげる。
…九条Aは絶対に僕のことを好きになるよ。
結婚もするしね」
『誰がストーカーと結婚するのよ?』
五条悟「ストーカーぁ?
あはは〜面白いこと言うね〜」
『もう埒が明かない。
いい?次私を追いかけてきたら警察に通報するから!』
五条悟「警察か…うんそれは困るね。
じゃあAのお望み通りもう付きまとうのは辞める」
…あれ?意外とすんなり引いてくれる?
五条悟「でもさどーしても僕が必要な時は思いっきり僕の名前を呼んでよ。
Aに呼ばれたら這ってでも行くからさ」
『そんなことは無いのでご安心ください!』
ꕤ*.゚
『ってことがあったの、白瀬君』
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lotus_r(プロフ) - 夏斗さん» 作者です!ありがとうございます(՞っ ̫ _՞)最近忙しくて更新できてませんがコメント貰って嬉しくなっちゃいましたモチベ上がりましたありがとうございました♡ (1月28日 22時) (レス) id: 37f79c4fa9 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗(プロフ) - すごい作品に引き込まれました! 更新頑張ってください!! (1月25日 22時) (レス) id: 61784e28aa (このIDを非表示/違反報告)
のか。(プロフ) - いえ!申し訳ないですこれからも応援してます (2022年2月4日 10時) (レス) id: ab45d6b918 (このIDを非表示/違反報告)
lotus_r(プロフ) - のか。さん» いえいえ、私の書き方が分かりにくかったんだと思います。すみません。稚拙な作品ではありますがぜひ読んでいただければ嬉しいです!これからもよろしくお願いします (2022年2月3日 21時) (レス) @page16 id: 37f79c4fa9 (このIDを非表示/違反報告)
のか。(プロフ) - なるほど。3年生だったんですね。私がアホでしたバカでしたほんと迷惑かけてごめんなさい作品楽しみに読ませてもらってます頑張ってください! (2022年2月3日 21時) (レス) id: ab45d6b918 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lotus_r | 作成日時:2022年1月29日 12時