ダンス部〜THE RAMPAGE〜

心配 ページ20

Aside

北人「家の事情で休むそうです。」


家の事情...。


私も同じ感じで壱馬くんに

話したけど...。


壱馬くんも悩んでたなんて...。


北人「Aちゃん。」


A「ん？」


北人「心配なのはわかるけど...。」


北人くんが心配してるのも分かる。


A「ごめんね。」



陣「今日は、調子が上がらんな。」



確かに。


でも、部活だし。



陸「今日は半までしましょう！」



LIKYA「そうだね。今日は半まで自己練！」



全員「はい！」


私、すぐに顔に出るから


迷惑だよね。



A「ちょっと出ますね。」



愛莉「A！」



だめだ。


昔を思い出しちゃう。



A「涙でそう...。」



？？「Aちゃん。」



私に声をかけたのは



A「北人くん。」



北人「大丈夫？」



うん。と首を縦にふった。



北人「嘘、下手だなぁ〜w」



A「嘘じゃないよ。」



嘘はついてない...はず。



北人「そんなに壱馬のことが好きなの？」



A「え？」



北人「俺はAちゃんの好きだけどな。」



...え？


今、何をいった？



A「えっと...？」




北人「壱馬のことがそんなに心配ならさ」



心配なら？



北人「俺のことも気にかけてよ。」




A「それってどういう？」



北人「天然なんだねw」

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