ダンス部〜THE RAMPAGE〜

思い ページ14

Aside



A「どういうこと？」




壱馬「彼女はAちゃんのこと守りたかった」



相手まで傷つけて。



言い方悪いけど。暴力を奮った。



壱馬「話はだいたい分かってるつもり、せやから思った言葉」



でも、確かに知ってる。




彼は、なんで私なんかに告白したのか



ただの罰ゲームで


私、騙されそうになってた。



それを助けてくれた。



守りたいって思ってくれた




なのに朱里を傷つけた



学校も来なくなり



家に行っても出てこない。



私は彼女を殺したの同然だった。




A「私は朱里のことを攻めた。」



壱馬「うん。そーかもね。」




A「だから朱里が自 殺したのも私のせい」



そう、彼女は自 殺したのだ。



理由はなんだか分かっていた。



巻き戻ってくれればいいのにな。



毎日思っていた



壱馬「だから、俺たちに離れて欲しくない」




A「なんで分かるの？」



壱馬「俺も...そう思ってるから」



単純に嬉しい。



こんなに親身になって聞いてくれて



ちゃんとした意見を言ってくれて




A「ありがと。」



壱馬「ううん、落ち着いた？」



A「うん。」



ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ




頭をポンポンされた。



お兄ちゃんとはちょっと...いや、全く



違くて。



とても、ドキドキした。



壱馬「家まで送るね。」



壱馬「それとも、寄り道する？」



A「どっちでも。」



壱馬くんの、面白い話を沢山してくれて



壱馬くんのこと



単純に言えば



好き。





恋してる？

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