36話 ページ40
A-side
『それから私は数えきれないほどの人を自分の快楽のために殺して喰ってきた』
『ただの化け物なんだ·····』
私は全てのことを話した
辺りに沈黙が続く
気味悪がられたらどうしよう
軽蔑されたりしたら私はどうすればいいんだろう
そんなことを考えると怖くて皆の顔が見れず下を俯いてしまう
すると誰かが私の前に立つ
｢ハァー お前バカか｣
そう言って私の前に立ったのは
______________フェイだった
フェイは私の胸ぐら掴んで私を前に向かせる
フェ｢ここにいる皆 人を殺して生きてるね｣
フェ｢お前が化け物なら私たち皆化け物よ｣
『え？』
罵声を浴びると思っていた私はその言葉に一瞬困惑する
フィ｢フェイの言う通りだぜ！！｣
フィ｢そんなことで俺たちがAを軽蔑するかよ｣
シャ｢そうだよ Aが人間かどうかなんてどうでもいいじゃん｣
シャ｢AがAであることに変わりないからね｣
そう言うと旅団の皆が頷く
私は安心して目から涙が止まらなくなる
『·····ありがッ··とうッ·····』
あぁ、ほんとうによかった
怖かった
また存在が否されたらどうしようかとおもった
ク｢それじゃあ改めて
__________A 幻影旅団にようこそ｣
『·····うんッ！！』
もう普通の生き方なんていらない
この仲間たちと一緒にいられるなら
.
.
Aが旅団に囲まれているのを影から見ている者がいた
｢残念♠君とは仲良くできると思ってたのに·····｣
奇術師は残念そうにAの顔を見るが
Aの笑顔を見て口角を上げる
｢まぁ新しい玩具が手に入った事だしよしとしようか♥｣
そう言って奇術師は静かに去っていった
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駒田針 - 絵お上手ですね (2020年11月15日 21時) (
レス) id: b768d69f7e (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - ハクマイさん» ありがとうございます！！そう言ってくださるなんてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2020年3月20日 13時) (レス) id: 2193123a2c (このIDを非表示/違反報告)
ハクマイ - 初めまして、35話過去編まで読まさせていただきました！とても話の内容が面白くてその後がすごく気になっています！ 続きすごくたのしみにしています！頑張ってください！！ (2020年3月20日 12時) (レス) id: b95dd9d4c4 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 医者なんです…（テヘぺロ (2020年3月12日 15時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年2月25日 9時) (レス) id: 2193123a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Suzu | 作成日時：2020年2月3日 0時
