もうみれない！【名前変換オリジナル】

二時間目 ページ6

「Aさーん、学食いこ」


もうお昼の時間だ。

そして碧人くん、君はなんていいやつなんだ……！(泣)


「碧人ー！よっす」


「あ、やっほー」


「横山くん、学食？」


「田中さんここ入ったんだ！そうだよー」


すっごい友達いるじゃん。なんか申し訳なくなってきた


「碧人くん、顔広いんだね………」


「うーん、みんなどこかしらで会ったことあるんだよねー。

まぁ話せばみんな友達じゃん」


「そっかー、そんなもんかー……」


すごいなこの子は……



「ありゃ、ごみ落ちてる」


何かのふせんだ。

特に何も書いてないしいろんな人に踏まれて汚れてるし…ごみだなこれは。


「おっと、Aさん？」


「あ、ごめーん！まってまって………」



＿＿＿＿＿＿＿＿



「僕何にしよう、学校で麺類食べるのって結構勇気いるよね。Aさんは決まった？」


「オムライスにしようかな」


「あ、じゃあ同じにしよ」


人いっぱいだなぁ………



「へぇー、これ美味しいね」


「うん、なんか思ってたよりおいしい」


「僕も家でたまに作るんだけど、タマゴがふわふわにならないんだよねー」


料理するんだ…確かに似合いそうだね。


「そういえばAさんは、部活どこにするか決まってる？」


そうだ、部活も決めなきゃ。

私はやっぱり………


「中学でテニスやってたし…続けようかなぁ」


メジャーだからという理由で始めたテニス。

でも、上手くできなくても、友達とか先輩とかと楽しくやれてたし、結構好きなスポーツ。


「本当！？僕もテニス部だったんだよね」


「え、そうなんだ…！」


「僕もテニス部にしようかな…あ、Aさんも入部する前提になっちゃった」


「いや、碧人くんが一緒に入ってくれるなら安心だなぁ」


「え、そう？じゃあ一緒に入ろうね！」


ほんといい人だ……

優しいところが、友達がいっぱいいる秘訣なのかな。

放課後に部活見学あるから、一緒に行こうって誘ってみよう。

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