かまって(きみがいい樹) ページ46
そあ様お待たせ致しました!
糖度が足りなかったらごめんなさい…!
お話完結後、樹くんといちゃいちゃするお話です。
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『ねーえー、じゅりー。』
樹「あー?ちょっと待って。」
『じゅーりー。』
樹「まぁだぁー。」
『じゅりーーー。』
樹「だぁっ!もー、お前のためにやってんの!」
テレビの後ろを覗き込んだり、
スマホとにらめっこしたりしている樹にうざ絡みする私の頭に彼のチョップが飛んできた。
こうなった理由はついさっき、
二人で学校帰りに夕飯の買い物をしてたときのこと。
『ねぇ樹、ガラガラやってるんだって!やりたい!』
樹「おー、いいじゃん。行こうぜ。」
スーパーで何円か分のお買い物をするともらえる抽選券。
一回分だけ手に入れたそれを握りしめて、
他の人に倣って抽選の列に並んだ。
『…樹やらない?』
樹「なんだよ、やりたいんじゃなかったの?」
もうあと何人かで私たちの番なんだけど、
そういえば私には生まれてこのかたくじ運なんてなかったと思い出して。
樹と二人で引いたおみくじも二回連続凶だったし、
子供の頃からくじ引きでもらえるのはティッシュか小さなシールばかり。
べそかく私に樹や北斗が自分が当たったのを交換してくれるときもあったなぁ…って、
あれ、私何かと二人からもの巻き上げすぎじゃない…?
『だってティッシュは昨日買っちゃったし…。』
樹「ハハッ。そうだね、Aティッシュに好かれるもんな。」
『不本意!』
私の頭を撫でてガラガラの前に立つと、
じゃんけんの前にする組んだ手を覗くあのポーズをして気合いを入れる。
はたしてそれは意味があるんだろうか…。
樹「よーし。」
これが名前なのかはわからないけど、呼び名の通り
ガラガラ、と音を立てて何度か回ったそれの小さな穴から
銀色の玉がぽろっと出てきた。
見たことない色だ!じゃあいいやつだ!
「おめでとうございます、二等賞です!」
『え、えっ、樹すごい!』
十分すごいのに、二等かぁなんて
ちょっとがっかりして賞品を受け取る樹の背中をパシパシ叩いてもらったものを覗き込むと、
なんかの機械みたいだけど私にはわからない。
『なあに、これ?』
樹「あぁ、これお前がよく見てる動画アプリがテレビで見られるようになるやつだよ。」
『なにそれすごい!!』
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綾鷹(プロフ) - そあさん» ご感想ありがとうございますー!また番外編3の方でちゃんとご挨拶致しますが、きっとすぐ戻ってきてしまうので、そのときはまたぜひ遊びにきて頂けると嬉しいです!お優しいお言葉本当にありがとうございます。。。>< (2019年2月8日 21時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
そあ - リクエストのお話とてもきゅんきゅんしました♪ありがとうございました!休止という文字をみて、とても残念なのですが綾鷹さんのペースで戻ってきてください! (2019年2月8日 18時) (レス) id: 6d84923983 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 心愛さん» かしこまりました!ご理解ありがとうございます。。。もちろんです、そのときはまたぜひお願いします! (2019年2月7日 4時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - それではプロポーズとXmasのお話をお願いします。また受付を開始したらリクエストしても大丈夫ですか? (2019年2月6日 22時) (レス) id: 438de2be2d (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - リリーさん» 最近樹くんのお話を書けていなかったですねΣかしこまりました、どんなお話にいたしましょう?! (2019年2月6日 20時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾鷹 | 作成日時:2019年1月28日 18時