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『…せ、先生？』
北「ん？」
『触りすぎじゃない？』
ご飯を食べ終わってテレビを見ながらまったりしてる間、
床に敷いたクッションの上に座る私を
後ろから抱え込むような体勢でくっつく北斗先生は
さっきからずっと私の髪に指を通してる。
北「痛かった？」
『いや、そうじゃないけど…』
時々一束掬っては匂いを嗅いでいたり、
首の後ろに顔をうずめてそのままキスしたり。
今日の先生はやたら髪の毛を触りたがる。
『あ、もしかして似合ってない？』
そういえば先週美容院で切ってもらったんだった。
見せに行ったときはいいねって言ってくれてたけど、
前よりも少し短くしたから、
やっぱり本当は好きじゃなかったかな。
北「いや？」
ならなんなんだ…。
北「…あの人、仲良いの？」
原因がわからずに頭を抱えていると、
北斗先生が私の後頭部にほっぺをくっ付けて
おずおずとしゃべり始めた。
『あの人？』
北「今日一緒にいたろ。」
……
あぁ、菊池さんか！
そういえば菊池さんには先生のことたくさん話したり、
一緒に撮った写真を見せたりしてたけど
先生には菊池さんを紹介したことってなかった気がする。
『同じ部署の先輩でね、職場で一番仲良くしてくれるの。』
北「ふーん。」
おや？
聞いておいて北斗先生はなんだかあまり興味がなさそう…？
いや、興味がないというよりこれは…
まずい！！
『先生好きだよ！！私北斗先生が大好きだよ！？！？』
まずいまずい…！
北斗先生これもしかして拗ねてる？！
やだよ！菊池さんはそんなんじゃないよ！
私は北斗先生だけが好きなんだよ！
慌ててバンって振り返ったから北斗先生はバランスを崩してしまって、
更に後ろに手をついたところに思いきり抱きついてしまったもんだから
二人で床に倒れ込んだ。
北「わかった！わかったからちょっと離れろ！」
そのままわしわしと頭を撫でる私の両肩を押して、
先生は一旦自分から離すと、
起き上がってバツが悪そうに今度は自分の髪を掻き上げた。
北「…お前変なところで察しが良すぎ。」
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綾鷹(プロフ) - そあさん» ご感想ありがとうございますー！また番外編3の方でちゃんとご挨拶致しますが、きっとすぐ戻ってきてしまうので、そのときはまたぜひ遊びにきて頂けると嬉しいです！お優しいお言葉本当にありがとうございます。。。>< (2019年2月8日 21時) (
レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
そあ - リクエストのお話とてもきゅんきゅんしました♪ありがとうございました！休止という文字をみて、とても残念なのですが綾鷹さんのペースで戻ってきてください！ (2019年2月8日 18時) (レス) id: 6d84923983 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 心愛さん» かしこまりました！ご理解ありがとうございます。。。もちろんです、そのときはまたぜひお願いします！ (2019年2月7日 4時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - それではプロポーズとXmasのお話をお願いします。また受付を開始したらリクエストしても大丈夫ですか？ (2019年2月6日 22時) (レス) id: 438de2be2d (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - リリーさん» 最近樹くんのお話を書けていなかったですねΣかしこまりました、どんなお話にいたしましょう？！ (2019年2月6日 20時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾鷹
| 作成日時：2019年1月28日 18時
